日常の中でふとした瞬間に見せる、人々の自然な表情や仕草の中にも、豊かな生命の躍動を感じます。ポーズを取りすぎた「作られた美しさ」ではなく、無意識の中に現れる「本来の魅力」を切り取ることで、見る人に親近感や共感をもたらす写真を追求しました。被写体が意識的であれ無意識であれ、個々の人間が持つ独自の魅力やその場の空気感を大切にし、写真を通じて人の温もりを伝えることを意識しています。